明日から始めよう

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からっぽの王冠

自分で言うのもなんだけど自分は人望がある方じゃない。

 

いや厳密に言えばあると言えるけど、それは人望じゃなくて別の人間として尊敬されることが多い。

平たく言うと「自分はやりたくないけどあの人は凄いと思う」というと少しは伝わるだろうか。

 

人は共感を得られる人間に好意を抱く。

それは僕にも流れているルールだけれど、唯一違うのは共感を得られない人間ほど面白いという僕の作り出したルールだ。

 

もう一度言う「人は共感を得られない人間に好意を抱きづらい」

だから僕は人望がある方じゃない。

 

さて本題に入ろう。

今日は会社の半期集会だった。

 

まぁ自慢しとくが僕は仕事が出来る方だ。

ここでいう仕事とは「専門スキル」を除くもの。

誰にでも出来ることを2、3倍の速度でこなせる、自分からしてみたら器用貧乏の典型だなと思うしかない凡庸さも。

スピードが出せない人間からは仕事が出来ると見なされる。

 

脱線した。

半期集会、所謂全社員が集まる飲み会。

催しものにMVP投票というものがある。

 

また脱線、僕はMVP投票が大嫌いだ。

どこの馬の骨だか分からない匿名表によって半期の自分がジャッジされる。

百害あって一利あるかないかといったMVPに価値があるとは思わない。

そもそもMVP=人気投票といった側面でしかないのも馬鹿馬鹿しいの一言だ。

 

僕は飲み会が嫌いだ。

気の合う友人との飲み会は良い。

どうでもいい連中と酒を酌み交わす時間が惜しい。

MVP投票、飲み会、僕はいつも欠席したい誘惑に駆られている。

 

いい加減本題に移ろう・・・

まぁ僕は仕事が出来るし?正直いってMVP票が何票集まるか気が気がじゃなかった。

というのも一位になればコメントして写真撮影を迫られるし、一票も入ってなかったら流石の厚顔無恥な僕も凹む。

 

ってな訳で行きも帰りも地獄な道中。

さっさと終われ、と心で毒づきながらMVP発表の票が投じられていく。

 

結果・・・

残り3票となった段階で僕は1位タイの同率が4名いる中の一人だった。

はぁ~まぁ僕は仕事出来るし確かに今期は頑張ったが。

正直自分が最高なのは自分で認めることであって、どこの馬の骨に選ばれても全く嬉しくないし1位にはなりたくなかった。

 

とそんな僕の願いを叶えてくれたお陰か。

僕は4位だった。

そして1~3位の人がコメントをして盛り上がってMVP投票が終わった。

 

僕はほっとした・・・のと同時に心の奥底には悔しさが沈殿していることに気付く。

その悔しさの割合が殆ど無いことに僕は自分自身が嫌になった。

 

普通だったら勝ちたいと思うし、票が入ったら嬉しいはずだ。

今までの僕だったらそう思ってたし、そうありたいと願っていたはずだけど。

今の僕はただただ前に出たくないという願いを叶える思考に陥っている。

 

ダメだなこれじゃあ。

僕は帰り道を歩きながら考えた。

 

僕は勝ちたいと願わなかったから、世界は勝ちたくない願いを叶えてくれている。

 

それじゃあダメだ。

 

忘年会はMVPを取ってみようか。

MVPの王冠を被っている自分をイメージしてみようか。

人々に応援される自分を夢見てみようか。

 

それか。

仕事を辞めてみようか。