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【映画】2回目以降の「君の名は。」の感想をつらつらと(ネタバレ満載)

絶賛正月休み中のユウです、こんにちは。

 

3が日に地上波で「君の名は。」放送されましたね。

見た人も多いんじゃないでしょうか。

 

前回、世間的に酷評されている「打ち上げ花火(略)」と比較した君の名は。でしたが

2回目を見たらそれなりに思うことがあったので、書いていこうかなと。

 

▽総評

正直通して見る分には結構退屈な映画です。

 

「「もしかして、入れ替わってる~!?」」とか

「「あの男(女)~!(げきおこ)」」とか別にいらない・・・

 

まぁコメディ要素を入れないと万人受けしないから仕方ないんでしょうし

↑↑の台詞からの歌と風景描写は見事な物だから、プラス評価なんですが・・・

 

一番のボトルネック、マイナスポイントは「何故時間軸がズレているのか」の説明が全くないことです。

※宮水の血筋、だけじゃ弱い

 

そもそも「時間軸がズレている」というトリック自体がエロゲにはありがちな設定。

エロゲユーザーなら「あー時間軸ズレてるのね、それで?」となるのも仕方ない・・・

 

そういうものだから、とかそこは重要じゃない、という意見を持つ人も多いでしょうが

特に驚きもないし「良く分からんが時間軸がズレてて彗星の被害も受けなかったラッキー」っていうご都合主義感が否めません・・・

 

この辺は時間移動物にありがちな欠点と言えますね。

好き勝手に時間軸を弄りまくってお咎めが何もないってのは個人的には深みが足りないかと・・・

 

蛇足でした。

まぁそんな感じで

「何か時間軸がズレてて入れ替わって、頑張ったら彗星の被害も受けずに2人は無事再会してめでたしめでたし~」

そう、どうぞお幸せに(関心薄)ってのが本音。

 

中盤の瀧と三葉の葛藤とか苦悩にもう少し尺を取ってれば共感出来たのに。

「「あいつ~!?」」な茶番に時間掛けすぎたのがマイナスだと思ってます。

 

なんて酷評してますが

こんな長々書くぐらいですから、君の名は。好きですよ?

テーマ性があるし所々「おっ」って思うシーンを抜き出すと素晴らしい映画です。

 

▽見所シーン

・OP(BGM:夢灯篭)

大人になるにつれて2人の表情に憂いが出るのが良いです。

夢灯篭の雰囲気を全編通して維持してれば涙無しでは見れない感動巨編になってましたね。

ずっと何かを、誰かを探している描写がもっと多ければ・・・

 

・入れ替わり判明(BGM:前前前世

都会の風景が変化していく人の営みを表していて何度も見れます。

2人のコミカル描写はここのOPだけで良かったのでは・・・

 

・ムスビ

組紐を持って時間の流れ、縁を「ムスビ」の一言で説明したのは見事。

 

・奥寺先輩とのデートシーン(BGM:三葉のテーマ)

その場所にいなくても三葉の思いは側にあって、三葉が自覚なしの涙を流すシーンはグっときます。

奥寺先輩が瀧の本心を言い当てる所もいいですね。

総じて奥寺先輩は物語を動かす重要人物で高評価。

 

・糸守町の消滅判明

ここで日記が消えていくのはややご都合主義が否めないんですが、演出的には良かったと思います。

この辺の絶望シーンがもうちょっと長ければクライマックスの感情移入度がグっと上がったんですけどね・・・

 

「でもきっと、瀧くんは誰かに出会って、その子が瀧くんを変えたんだよ。それだけは確かなんじゃないかな。」

奥寺先輩ほんと良い人。

 

・瀧のトリップ

こういう精神描写は特に好きです。

三葉も瀧と意識を共有するシーンは欲しかったかなと思います。

 

・2人の再会(かたはれ時)

ここで瀧と三葉がイチャイチャする訳ですが、好きになる前と後だけ書かれてて

その間の描写が無いせいで、いまいち再開の感動と別れの反動が少ないのが残念。

でも音楽の使い方と映像は良いです。

 

・彗星落下(BGM:スパークル

「ただひたすらに・・・美しい眺めだった」

これは重ね重ね同意、初めて瀧に感情移入出来たシーンです。

ここが一番の感動ポイントかなぁ、涙は出ないけど。

 

・奥寺先輩との再開

「君も・・・いつかちゃんと、幸せになりなさい」

結婚指輪を嵌めた奥寺先輩ほんと好き。

ここのBGMはデート2かな、音楽素晴らしい。

 

・2人の再開(BGM:なんでもないや)

ビルを背景に朝から夜に時間流れている風景描写が良い!

 

「ずっと、誰かを、探していた」

めでたしめでたし、な万人受けするEDだと思います。

いやぁ秒速5センチメートルとは大違いですね!

でも自分は秒速のEDの方が好きです!

 

▽まとめ

並べてみると見所シーン多いな!

行間をチョキチョキして脳内補完すれば超絶名作。

 

なにより音楽が素晴らしいです。

音楽は文句なし100点満点挙げられるレベル。

 

で、ここまで書いてて思ったけどやっぱ自分「君の名は。」好きですね。

前「完成されている」と評したのは「万人受け」の観点だったんですけど

ダメな点を挙げると結構出てきたな、とも思いました。

ダメな部分=そこが好きな人もいると考えれば人気出るのも不思議じゃないですね。

 

新海さんの作品中だと毛色違いますが、これはこれでアリかと。

正直「言の葉の庭」は見てて(良い意味でも悪い意味でも)辛くなるので、ポップで風景綺麗で音楽良いのは見やすいです。

何を取るか、方向性の違いってだけですかね。

 

なんやかんや新海さんは良い映画作るなぁ!って話でした。