明日から始めよう

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【FFXI】15年前の未熟な僕に捧げる言葉

15年前の昨日、つまり5月16日。

後の僕の運命を変えるゲームであるFFXIが発売された。

 

発売前から心を掴んで離さなかった。

そのことは疎遠になっていた今の親友との仲を繋ぐ切っ掛けにもなっていた。

 

僕は発売日にFFXIを始めることは出来なかった。

15年前の僕に立ち塞がった「インターネット環境」

今では当然にあるものは当時は一般的とは言いがたく、高いハードルになっていた。

 

親友が先に始めた。

羨んで見つめる僕。

 

今思えば、初めてかもしれない。

あれほど僕が物事に執着していたのは。

 

遅れて僕はFFXIを始めた。

今なら分かるんだけど、

その時僕の「窓」は大きく開かれた。

あるいはそれを「箱」と言い換えてもいい。

 

「家」「学校」といった小さな箱から自分は飛び出していた。

「ネット」の海に漕ぎ出した僕は幸せだった。

 

そこには「差別」が無かった。

「区別」も無かった。

プレイヤーが何者で、何歳で、性別が何であるかは問わない。

昔の僕にはそこは「自由な世界」の象徴だった。

 

未熟な僕は「自由な世界」を謳歌した。

そして気付いたのだ。

 

「自由な世界」が「現実」であることを。

僕は孤独感を覚えた。

 

ここなら自由になれる、そう信じて止まなかった僕の幻想は打ち砕かれたのだ。

それでも僕は執着した。

手放した瞬間に全てがバラバラになって、意味の無い物に、ガラクタになってしまうことを恐れて。

 

僕は大学生になった。

僕は一人暮らしを始めた。

 

まだ僕はFFXIをやっていた。

朝から夜に、そして朝までやっていた。

 

ある時に気付く「ネットゲーム」もまた小さな箱に過ぎなかったのだと。

僕はFFXIに別れを告げた。

 

そして今15年前の昨日を振り返って思うことがある。

 

間違いなく、僕はFFXIに人生を変えられた。

そのことは僕にとって負い目であり、暗い影だった。

そのことは僕にとって自信であり、欠かせないピースだった。

 

15年前の未熟な僕に捧げる言葉がある。

「君は何も間違っていない」