読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

明日から始めよう

管理人ユウが思ったこと、感じたこと、考えたこと                                    Twitter:I_am_You4321 https://twitter.com/I_am_You4321

人生には番狂わせが必要

テスト勉強はしないと言ったな、あれは嘘だ。

 

って訳でもないんですけど、お昼の空いた時間に、ちょっと勉強しました。

どうせここ出るんでしょ?って箇所。

まぁ出ましたね。

あ、そっちも出るのねっていう感じの、サッパリわかんねっていう知識問題もありましたけど、

概ね予想通りのテストって感じでした。

 

で、ここで「いやー、勉強しないで満点取れちゃったわー、まじテストとか意味ねーわ」ってなれば格好いいんでしょうけどね。

現実はそう甘くない、まぁ現時点での平均点って所でした。

業界のこと、無知な割りにはまぁまぁ良かったかな。

 

ふと、ここで要領良い人は猛勉強して満点取って一目置かれるってやり方をするのかなぁって。

それも面白そうではある。

本当に頭良い、要領の良い人は自分の好み、拘りを持たずに最善の手を尽くしている気がする。

それは労力の割りに見返りが大きいからだろう、実際の能力も高ければ尚更のこと。

 

僕が尊敬する大先輩はある記録を打ち立てている。

一説によれば「その」せいでお偉いさんが「他の人も頑張れば出来る、だって○○さんがやれたんだから」という論説を展開するようになったらしい。

 

確かに、頑張れば「それ」は出来る。

でも人ってのは「それ」をやれば成長出来る、成功出来ると思ってもやらないものだ。

だって辛いもの。

「それ」をやるのは一種の苦行だ、だから誰もやらない、記録を破らない。

「それ」を破るのは簡単だ、時間をお金を「それ」に集約するだけでいい。

とても簡単で見返りも大きい、そんな美味しい「記録」

それでもやる人がいないんだから、やっぱり大先輩は凄い。

人生に何が必要かを把握して、そこにリソースを注げている。

 

その大先輩と初めて同じプロジェクトに配属されたことを思い出す。

「僕はこの業務内では絶対の権力を握ってるんで、大船に乗ったつもりでいいです」

その言葉を聞いた時は大先輩のことを知らなかったから「なんか良く分からんが凄い自信だ」としか思わなかった。

 

今はその言葉が嘘じゃなかったことが良く分かる。

大先輩が指揮をすれば、残業もないし、どんなに破綻したPJでもリスケなしで終了出来るんだから。

 

・・・逆も然りだ。

大先輩が指揮しないPJは破綻している、から問題だらけ。

それは代わりに指揮をする人が無能だから、ではない。

大先輩が有能すぎるのだ。

 

1回目のPJに配属された時、もう一人自分の同僚がいた。

事実だけを言うならば、その人の方が評価が高かった。

それは一緒に仕事をしてみて良く分かったし、不満というよりは同僚すごいなっていう賞賛の気持ちの方が多かった。

 

けど・・・そうだね。

本当は負けたくなかったらしい。

負け惜しみを言わせて貰えば、同じ舞台に上がっていなかった。

自分を隠して、同僚がやってくれないかなぁと様子を伺っていた。

実際大先輩も同僚の方に目を向けていたから、その時はそれで良かった。

余計な荷物も、責任もいらない、そう思っていたから。

 

今ならどうかな。

正直に言うと、自分と同僚との実際の技量はさほど変わらないと踏んでいた。

向こうが速度重視ならこちらは安定感重視の違いがあるだけで。

問題はこちらが安定感を重視しながら、更にブレーキをかけていたことだ。

 

もう過ぎた話になる。

結果だけ言えば、1回目のPJでの評価は自分と同僚以外にもう2人、別の会社の人がいて、同僚と自分の評価がツートップだったらしい。

敢えて1位、2位を告げなかったのは優しさか、はたまた言わなくても分かるから言わなかったからか、まぁ両方だろう。

1位が同僚なのは他の3人も分かっていることだったから。

その上で大先輩に「2人には自分の後に続いて欲しい」とそんな旨の言葉をかけて貰ったけれど、その時は「2人とは言っても同僚の方でしょう」とそう受け取っていた。

 

その後4人の内、同僚一人だけPJに残ることになった。

道はそこで分かれてしまったのだけど、その時の自分は大して気にしていなかった。

 

そこから半年経って、大先輩との2回目のPJ。

半年の間に色々あった、本意ではなかったけど、色んな経験をさせて貰った。

その大半は余り良い思い出ではなかったけど、どうやら無駄ではなかったらしい。

 

自分は成長していた。

少なくとも以前の自分よりは。

そしてやる気になった。

少なくとも以前の自分よりは。

 

業務上で尊敬する大先輩と、人間的に尊敬する先方の上司、どちらの役にも立ちたいとそう強く思った。

業務外でも大先輩の頼みは全部引き受けた。

言われなくてもやりますよ、そんな姿勢で全部やった。

 

突然辞めてしまった後輩の代わりの有能な新人さんも、業務経験者だけど性格に癖がある変わり者で決して仕事が出来る訳じゃない後輩の面倒も全部見ている。

 

それは果たして報われているだろうか。

見返りを求めていない、そう言った。

でも、大先輩からだけはこう言って欲しい自分がいる。

 

「○○さんがこんなに出来るなんて意外だった」あるいは「半年経って成長してて驚いた」と。

 

そうだ、嬉しかったことがあったのを思い出した。

大先輩に対して上の立場に上がりたいと話した時、

猫を被っていたことを明かした後で、

大先輩に対し「○○さん性格悪いですか?だったら嬉しいんですけど」

と切り出したことがあった。

その答えが「悪いと思う、根は善人だと思うけど」続いて

「3つの層があって、それを仕事では使い分けてる」

それを聞いて本心から「何か凄く安心しました、○○さんが思った通りの人っぽくて」と心からそう告げた。

 

その後の返しだ。

「それも何かちょっと悔しいけどね」

笑ってはいたけど、本当に多少なりとも悔しさがあったなら。

それはとても嬉しいことだ。

自分が尊敬する大先輩の想像を超える、そんな自分になれたら、もっと楽しい人生を歩める気がする。